辻井康生 室内 150×150×100(mm)、木材、スタイロフォーム 屋根のあるベンチに腰を掛けた男性。一見そう見えますが、この男性は外にはいません。くるめがすりの家の洋間の窓に腰を掛けています。見えているものが全てではないというやつですかね。光が刺した時、家が現れこの外に座っているように見える男性は家の中に現れます。本当は家の中にいる。でもなぜこの男性からは寂しさや孤独感を感じるのでしょうか。くるめがすりの家と共に考えてみてください。