おおかみスッテン!
おおかみスッテン!は、知里幸恵ノートの「知恵くらべ 氷の上に小さい狼の子がころんだ」を原著とする絵物語です。
話の内容は、
①氷の上で小さい狼の子が転んだ!
それは氷が偉いからでしょうか?
②氷が偉いならばなぜお日様に溶かされてしまうの?
お日様が偉いからでしょうか?
③お日様が偉いならなぜ雲に隠されてしまうの?
雲が偉いからでしょうか?
④雲が偉いならなぜ風に追い払われてしまうの?
風が偉いからでしょうか?
⑤風が偉いならなぜ山に止められてしまうの?
山が偉いからでしょうか?
⑥山が偉いならなぜその上に木が生えるのでしょうか?
木が偉いからなの?
⑦木が偉いならなぜ人が木を切り、火を燃やし、その灰を、どんな魔物が来ようと、それに向け撒くことで、悪い神たちの目に入り見えなくすることで、いたずらをしに来なくする。
⑧ やっぱり人間達が偉いのでしょうね?
強さの象徴でもある狼の子どもが氷で転んだことから始まり、次々と問答が進んでいく物語ですが、最後は疑問形で人間達が偉いのでしょうね?で終わるところが印象的な物語です。