福島県相馬郡新地町(しんちまち)は、一度訪れたら忘れられない、また何度も訪れたくなる町です。
その魅力を3つの観点からご紹介します。ぜひ足を運んで、空と風、太陽、海、山、おいしいものを五感で感じてください。
福島県新地町は、福島県の北東に位置し、宮城県との県境にあります。西部は阿武隈山系、東部は太平洋に面し、みかんの香る温暖な地域です。
新地町は、西に多くの登山客が訪れる町のシンボル的存在の「鹿狼山」があり、太平洋側には遠浅の澄んだ青い海と美しい砂浜が続き、平地には市街地や田畑、果樹園が広がります。海も山も里もあり、どこに行ってものどかな景観が広がります。総面積は46.70平方km、町域は東西7.2km、南北6.5kmと、町を一周してもあまり時間がかからないので、ゆっくりと観光を楽しんでいただけます。
年間平均気温は12℃と一年を通じて温暖な気候で過ごしやすく、何より人々の温かい心とふれあえる町です。
新地町は、見渡す限りの豊かな自然が自慢です。代表的な観光地は、「日本一早い山開き」で知られ、眺めがよく四季折々の自然が楽しめる「鹿狼山(かろうさん)」で一年中多くの登山客が訪れます。一方、夏には美しい砂浜の「釣師浜(つるしはま)海水浴場」が賑わい、「釣師(つるし)防災緑地公園」では、海を目の前にバーベキュー、キャンプ、パンプトラックといったアウトドアを満喫できます。
里では春になると桜やチューリップなどの美しい花が咲きそろいます。鹿狼山のふもとには、太平洋の絶景を一望できるガーデンもあります。また、新地町は清水が湧き出る町で、「新地三清水」の貴重な名水が楽しめます。
新地町の特産の野菜は、葉肉が厚く柔らかいニラ、カラフルなミニトマト、フルーツのように甘い高糖度のトマト「うまかろう」、果物は甘酸っぱいいちごやいちじくなどで、いずれも鮮度抜群。新地産いちじくを使った加工品には、焼肉のたれ「新地ゃんの味菜たれ」、「いちじく入しんちゃんカレー」といった個性的な商品のほか、甘露煮、パウンドケーキ、アイスクリームといった絶品スイーツもあります。魚は釣師カレイが特産です。また、新地産のタコを使ったタコシウマイもおススメです。
地酒は新地産ひとめぼれを原料にしたピリッと辛みが効いた「純米吟醸 鹿狼山」がおすすめです。目移りしてお土産を選ぶのに迷ったら、新地町の特産品を詰め合わせたギフトセット「新地のおすそわけ」をどうぞ。
新地産の野菜
いちじく愛す
タコシウマイ
純米吟醸「鹿狼山」